DNSの仕組みを図解!A・CNAME・MXレコードとは
DNSはインターネットの「住所録」のような仕組みです。この記事では、DNSの基本的な 考え方と、設定でよく目にする「Aレコード」「CNAMEレコード」「MXレコード」などの 役割を、初めて触る方にもわかりやすく整理して解説します。
DNSとは
DNS(Domain Name System)とは、人間が読みやすい「ドメイン名」と、 コンピューターが通信に使う「IPアドレス」を対応づける仕組みです。 利用者がブラウザにドメイン名を入力すると、裏側でネームサーバー への問い合わせが行われ、DNSに登録された各種の「レコード」情報をもとに 正しい宛先へと通信が振り分けられます。
主要なDNSレコードの種類
| レコード種別 | 役割 | よくある用途 |
|---|---|---|
| Aレコード | ドメイン名をIPv4アドレスに対応させる | サイトを表示させるサーバーの指定 |
| CNAMEレコード | ドメイン名を別のドメイン名に対応させる | サブドメインを外部サービスに割り当てる場合など |
| MXレコード | メールの配送先サーバーを指定する | 独自ドメインでのメール受信設定 |
| TXTレコード | テキスト情報を登録する | ドメイン所有権の確認、送信ドメイン認証(SPF等) |
メールを独自ドメインで送受信したい場合はMXレコードの設定が必須です。 なりすまし対策として利用されるSPF・DKIM・DMARCもTXTレコードの一種として設定します。 詳しくはなりすまし対策 SPF・DKIM・DMARCとはで解説しています。
設定変更が反映されるまでの時間
DNSレコードを変更しても、世界中のDNSサーバーにキャッシュされている古い情報が 残っているため、すぐには反映されません。一般的には数時間〜24時間程度、 長い場合はさらに時間がかかることもあります。この反映待ちの時間は 「TTL(Time To Live)」という設定値の影響を受けます。
設定変更時の注意点
メールサーバーの移行など、サービスを停止できない設定変更を行う場合は、 反映までの空白時間を考慮して余裕のあるスケジュールで作業しましょう。 設定ミスに気づかないまま長時間放置すると、メールが届かなくなるなどの トラブルにつながります。
よくある質問
Q. DNSレコードはどこで設定しますか?
A. 多くの場合、ドメイン取得サービスまたはネームサーバーを提供している レンタルサーバー側の管理画面から設定します。設定箇所はサービスにより異なります。
Q. CDNを使うとDNS設定は変わりますか?
A. CDNを導入する場合、CNAMEレコードなどでCDN事業者のドメインを指定することが 一般的です。CDNの概要はCDNとは?サイト高速化の仕組みで 解説しています。