Gmailアプリパスワードの設定方法

2段階認証を有効にしたGoogleアカウントでは、通常のログインパスワードのままでは メールソフトからの接続が拒否されることがあります。そこで使うのが「アプリパスワード」です。 発行方法と、独自ドメインメール連携での使いどころを解説します。

アプリパスワードとは

アプリパスワードは、Googleアカウントのログインパスワードとは別に発行できる16桁の 専用パスコードです。2段階認証を有効にしていると、通常のパスワードだけでは メールソフトなど一部のアプリからの認証が通らなくなるため、そうしたアプリ専用の パスワードとして使います。

発行の前提条件

アプリパスワードは、Googleアカウントで2段階認証プロセスを有効にしている場合のみ 発行できます。2段階認証がオフの状態では発行メニュー自体が表示されません。 未設定の方はGoogleアカウントの「セキュリティ」設定から先に2段階認証を有効にしてください。

発行手順

  1. Googleアカウントにログインした状態で、アカウント設定の「セキュリティ」を開く
  2. 「2段階認証プロセス」が有効になっていることを確認する
  3. 画面下部(または検索窓)から「アプリ パスワード」を開く
  4. アプリパスワードの用途がわかる名前(例: 「メールソフト用」)を入力し、「作成」をクリックする
  5. 表示された16桁のパスワードを控える(このパスワードは一度しか表示されません)
  6. メールソフト側のパスワード入力欄に、通常のログインパスワードの代わりにこのアプリパスワードを入力する

メニューの名称や設置場所は仕様変更で変わることがあるため、見つからない場合は Googleアカウントヘルプの最新のページも合わせてご確認ください。

どんな場面で使うか

独自ドメインメールをGmailで送受信する設定を行う際、SMTP認証にGoogleアカウントの パスワードを求められる場面や、逆にOutlook・Thunderbirdなどのメールソフトから GmailをIMAP/SMTPで利用する場面でアプリパスワードが必要になることがあります。 Gmailとの連携全体の流れはGmailで独自ドメインメールを送受信する方法で解説しています。

注意点

Googleはセキュリティ上、可能であれば「Googleでログイン」のような、より安全な認証方式を 優先し、アプリパスワードは対応アプリがない場合の代替手段として位置づけています。 アプリパスワードは第三者に知られると通常のパスワードと同様にアカウントへアクセスされる リスクがあるため、使い終わったアプリ用のパスワードは無効化しておくと安心です。

スマートフォンのメールアプリで独自ドメインメールとGmailの両方を使い分けたい場合は、 スマホで独自ドメインメールを設定する方法もあわせてご覧ください。