ドメインロックとは?不正移管を防ぐ設定
大切に育てたドメインが、ある日突然第三者に乗っ取られてしまう「不正移管」の被害は 決して珍しくありません。この記事では、その対策として有効な「ドメインロック」の 仕組みと設定・解除の方法を解説します。
ドメインロックとは
ドメインロックとは、ドメインの登録情報や管理者を勝手に変更・移管できないように 制限をかける機能のことです。ロックがかかっている状態では、第三者が WHOIS情報の変更や他社への移管申請を行おうとしても、 正規の登録者が解除の操作をしない限り処理が進まない仕組みになっています。
不正移管の主な手口
ドメインの不正移管は、管理画面のログイン情報が第三者に流出することがきっかけで 発生するケースが多く報告されています。使い回しのパスワードや、登録時のメール アドレスが乗っ取られた状態が放置されていると、悪意ある第三者に管理者権限を 奪われ、気づかないうちに別のサービスへ移管されてしまう危険があります。
ドメイン管理画面のパスワードは他のサービスと使い回さず、可能であれば 二段階認証を有効にしておくことを強くおすすめします。
設定方法
多くのドメイン取得サービスでは、管理画面の「ドメイン設定」や「移管ロック」といった 項目からオン・オフを切り替えられます。サービスによっては初期状態でロックが 有効になっている場合もあるため、まずは現在の設定状況を確認してみましょう。 お名前.comやムームードメインのような 主要サービスでは、管理画面から数クリックで設定を変更できます。
移管したいときの解除手順
実際に他社のサービスへドメインを移管したい場合は、事前にドメインロックを 解除しておく必要があります。ロックがかかったまま移管申請を行うとエラーになったり、 手続きが進まなかったりするため、移管を予定している際は ドメイン移管の手順にあわせて解除のタイミングも 確認しておきましょう。
よくある質問
Q. ドメインロックを設定していれば絶対に安全ですか?
A. 不正移管のリスクを大幅に下げられますが、管理画面自体への不正ログインを 防げるわけではありません。パスワード管理や二段階認証とあわせて対策することが重要です。
Q. ロックを解除すると即座に移管されてしまいますか?
A. いいえ、解除はあくまで移管申請を受け付けられる状態にするものです。 実際の移管には別途、移管先での申請や承認の手続きが必要です。